名古屋市緑区、個別指導塾Progressの塾長有我です。
今日は「子どもとの約束」についてです。
最近では私たちが子どもだった頃に比べ、子どもたちが「大事にされている」よね!
と同年代の方とお話しするとよく話題に上がります。
特に私の両親は厳しかったので、できた時の「ご褒美」はないのに、できなかった時の「罰」はきっちりとあるという💦そういう環境で育ちましたが、だからと言って当時はそれが異常ということもなく、似たり寄ったりなご家庭が多かったんじゃないかと思います。
最近では子供を育てるということの価値観や方法が多様にあり、これが答えだ!ということが人それぞれで難しいところも多いと思います。
よく上がる問題としては「スマホはいつから持たせるべきか」「ゲームはどれくらいやらせて良いのか」など生活の様々な局面で、親子の約束をしないといけないことがあります。
そんな時に、結構私自身も軽い気持ちで約束をしてしまうことがあります。
でもいざ約束が守られなかった時、初めの条件をこちら(親)の都合で反故にしてしまうこともあります。
例えば「スマホに関する約束を破ったら、スマホを取り上げる」と約束した場合、本当にスマホを取り上げてしまうと結局子どもと連絡を取る手段としてのスマホを取り上げてしまうと私のほうが不便なので取り上げられない、、、などです。
特に勉強が絡むことだとさらに悩みが大きくなりますね。
大切なのは「親の覚悟」だなぁと思うことがわが子を育てていてよくあります。そんな時にいつも私が思い出すのは厳しかった父の言葉。
「あかんもんはあかん!」
です。
父は一本筋の通った人で、一度決めたらてこでも動かない強い心の持ち主です。
父が一度「だめだ」と言ったら、どんなにこちらが泣こうがわめこうが「だめ」でした。
今思うと「ダメなものはダメ」を貫き通すには親側の強い決意と覚悟が必要だと思います。
一度決めたことを貫き通す親の覚悟。
子どもを育てるということは親の「覚悟育て」だなぁと考える今日この頃です。